東御市の地域ケア推進会議で「身寄りのない方への支援に関するガイドライン」の策定について議論されました。

 東御市では、身寄りのない方や親族からの支援が受けられない高齢者等が増加していますが、賃貸住宅への入居、入院や施設入所、医療や介護サービスを受ける際、そして人生の最後において、たとえ身寄りがなくても住まい確保や医療、福祉サービスを受けられることは当然に保障されるべきであるとの認識のもと、身寄りのない方の権利を擁護し、地域における支援体制を構築することを目的に、地域ケア推進会議においてガイドラインの策定に取り組み始めました。
 5月27日に開催された今年度第1回の会議ではガイドラインの素案が提示され、①意思決定支援、②権利擁護支援が本ガイドラインを貫く基本的な考え方であることが確認されたほか、具体的な機関の設置や新たな社会資源などについても議論され、参加した委員からは「単なるマニュアルにならないように」「身寄りも資力もない方をどのように支援していくか」などの意見が出されました。
 このように動き出した東御市のガイドラインづくり。これからの展開が期待されます。