12月14日(木)「ヤングケアラーのことをみんなで学ぶ研修会」開催報告

 令和5年12月14日(木)に長野市若里市民文化ホール中会議室とZOOMのオンラインによるハイブリット形式で『ヤングケアラーのことをみんなで学ぶ研修会』を開催しました。

 当日は、会場参加者59名とオンライン参加者101名の合計160名の方にご参加いただき、ヤングケアラーについて学びました。

共感的理解を。そして、積み重ねの声掛けを。~持田恭子さんの講演より~

・ヤングケアラーは「みんなと同じ学生」が前提。シンプルな理解を。かわいそうな子どもでも、助けてあげる存在でもありません。特別視して欲しいわけでも一括りにされることも望んでません。ケアもできる、これからの日本をひっぱる若者なんです!!

・ヤングケアラーは、みんなと同じでいたい。ケアし続けながら生きていたい。ケアを負担だと思っていないし、他人に定義づけられると家族に申し訳ないと思ってしまいます。だから、「自覚がない」ではなく「気づいていない」のです。言い方には配慮して、気づいていいんだよを伝えてください。

・自分が「高校生のヤングケアラー」になったらどうするかを考えてください。ヤングケアラーは、共感はできなくても共感的理解をしてくれる大人が増えることが嬉しいのです。

・ヤングケアラーの生きる力は、地域の中で育まれます。まずは子どもたちにとっての「あいさつができる大人」「顔見知りの大人」になるために、じっくり・ゆっくり積み重ねの声掛けをしてください。

孤立させない社会づくりを。家族の心理的サポートも。~シンポジウムより~

美齊津康弘さん:地域で「気づいてくれる人」の分母を増やす啓発活動に力を入れています。高校生にも読んでもらえるように漫画の本を出したり、ヤングケアラーの歌も作ってコンサート活動をしています。まずは、あなた自身が、アンテナを張って気づいてつながる。右手を伸ばして、左手でつないだ手を離さないでいただくと嬉しいですね。

相澤 純也さん:かたつむりの殻から抜け出して、こたつでぬくぬくしようよという思いで名付けた「南信州きょうだいの会 こたつむり」。本人はもちろんですが、家族の心理的サポートが重要だと気づき取り組みをはじめています。まずは、寄り添って話を聴いてもらえると嬉しいですね。